--> やまんばたちの里 矢上
2015/04/20

矢上駅

どこの町でも駅前といえば

一番の賑やかな場所

今でこそ寂れてしまった矢上駅も

かつては人が多く集まる場所だったはず

殆ど消えかけた記憶を追いかけて

当時の事を振り返るのです

しかしながら人間の記憶など当てになりません

部分的には思い出せても

タイムラインの断片映像があるだけで

全体像が見えないんですよ

 

当時の矢上駅はバスの転回場と駅舎の間にある

細い道を下ると川に続いており

クルミの木の下は

ツルンツルンの石で覆われていた

国鉄の駅舎は現在のかごた美容室の並びに位置し、

切符売場も待合室もそれは風情があったもんです

この頃ボンネットバスだったのは間違いないです

dagasi

こんな感じの入れ物だった

駅前のお店(名前が思い出せない)では

プラモデルが売られていたり

バラ菓子(飴やこんぺいとう、ビスケット)を

ステンレス製?のミニスコップで

好きな分だけ袋に入れてもらうってのがあったんだ

茶色の油紙の口の部分は

ギザギザになっていたよね

矢上駅の裏

小畑商店と駅との間に

現在の御謝山自治会館に続く小道があり

パチンコ屋の裏出入口もあったのよ

当時のパチンコは玉をひとつづつ入れては打つ

のんびりしたゲームで

子供としたらやりたくなっちゃうよね

モチロンお店の人の目を盗んでやりましたよ

(今なら大問題になりそう)

玉が無いので裏山のドングリを

放り込んでは打つんです

パチンコ路地裏

ドングリはそのうち詰まってしまい発射できなくなってしまった

7才にして博才が無いことを知り

それ以来パチンコに興味は無いのです

 

Posted by チームやまんば/グループ1